文●阿部憲二 Text / Kenji Abe |
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5ヵ月間に渡って熱戦が繰り広げられてきたNFLも、2日のプロボウルをもって今季の全日程を終了。最終回の今回は、シーズンのクライマックス、スーパーボウルの模様をお伝えします。 |
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◇スーパーボウル・レビュー◇ 守備No. 1に軍配 攻撃と守備成績のリーグ1位どうしが激突する注目の大一番は、“攻撃的な守備”を看板にするバッカニアーズが終始レイダースを圧倒、チーム創立以来27年目で悲願のスーパーボウル初制覇を果たした。 DTサップ、LBブルックス、SSリンチなどオールプロ(*1)を揃えるバ軍の強力ディフェンスはこの日も健在。ブリッツ(*2)を多用し相手QBにプレッシャーを掛け続けるアグレッシブなスタイルで、攻撃成績リーグbPを誇るレ軍オフェンスを、TDわずか2本に押さえ込んだ。この日レ軍QBギャノンに浴びせたサックは5回。さらに奪ったインターセプト5回*のうち3回をリターンTDに結びつける*という破壊力だった。 (*はどちらもスーパーボウル新記録) ギャノンをはじめ、WRライス、LBロマノウスキーなどベテランの名選手を抱え、1984年以来のスーパーボウル制覇を目指すレ軍も、得意のパス攻撃を中心に攻撃を組み立て何度も反撃を試みたが、最後までエンドゾーンは遠かった。 ◇注釈◇ (*1) オールプロ…NFLのオールスター・メンバー。スーパーボウル翌週にハワイで行われるオールスター戦「プロボウル」に出場する (*2) ブリッツ…通常後ろに下がってパスカバーを行う守備の選手が、不意を突いて前にラッシュする戦術 |
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◇その他試合の結果◇ AFCカンファレンス決勝 「タイタンズ 24 - 41 レイダース」 ◇1月19日(日) ◇オークランド NFCカンファレンス決勝 「バッカニアーズ 27 - 10 イーグルス」 ◇1月19日(日) ◇フィラデルフィア プロボウル(オールスター戦) 「NFC 20 - 45 AFC」 ◇2月2日(日)◇ホノルル |
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(Oops! Japanese Magazine 2003年2月上旬号掲載記事) |
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